2007年12月14日

何かを得るということ

インフルエンザになりまして、しばらく書けませんでした。
風邪の方はすっかり良くはなっていませんが、ウィルスの方はもう大丈夫だと思います。

サテ今日は、今年の5/9にmixiで書いた非公開日記を掲載します。
ちょっと加筆修正してます。こんなことを考えて始まった今シーズンです。


最近、思うこと。

何かを得る、ということは、他の何かを得る機会を失っているということ。
下世話な話、この4年間で使ったお金、労力、時間を換算すれば、それは数千万円の価値に上るだろう。
しかし、それ以上に大切なことを学ぶことができたと思うし、十分なリターンは得たと思う。(ちょっと顔が引きつっているけど 笑汗)

4年前の私が得たいと思ったことは、今、十分に得られたと思う。
しかし、それがそのまま今の私が得たいことだったかというと、そうでもない。
人間の興味や関心、心持ちというのは日々変わっていくものなのだ。

4年前の僕が見ていた4年後は、今、十分、達成できた。
しかし、今の自分が見ている4年後を考えた時に、この4年間の自分を評価できるのか、本当にこれでよかったのかと言うと、正直、気持ちが揺らぐ。

この4年間の活動が無ければ、今のゼルビアは無かったのだが、今から4年後のゼルビアを考えれば、もっと違う過ごし方をしていれば、今後はもっとスムーズだったのになと思うことがある。そんなこと言ったって仕方ないのですが。

今後のセルビアを考えてみよう。

2010年シーズンにJ2に加盟するとする。
2009年シーズン開幕前の1月のJリーグ理事会で準加盟の承認が必要。この年はJFL。
そうすると、2008年シーズンは、JFLにしろ、関東残留にしろ、1月1日時点で「株式会社化」しないと2010年のJ2入りはできないことになる。
おいおいそんな心配しなくたって、2010年にJ2なんて無理だよ、という声が聞こえてきそうだが、たしかに目標は2011年。
スタジアムの問題も解決できていない中で、そんなこと言ったってという意見もあるだろう。

しかし、それはそれ。2008年、2009年をどうモチベートして戦っていくかということを考えた時に、優勝してもJ2上がれないんですよ、という中での戦いは、現場もフロントも緊張感という部分で、厳しいものがある。

では、どう株式会社化するのか、と言う問題。株式会社化にあたってどんな問題が起こってくるのかと言う問題。

そもそもサッカークラブの運営を行う会社で、資本金を3億円も集めないといけないとしたら、一体、何のためだろう。
一つは、参入初年度にボロ負けしない程度の戦力を整える為?あまり賛成できないが。
今の自分の至らない能力で考えれば、集めないといけないとしたら、それは施設の充実、選手以外の人材(指導者、フロント)の確保。
それはあるかもしれない。しかし、施設に手を出したら、資金が固定化し、固定経費が発生して苦しむのは自分なんだろうと思う。
これはちょっと贅沢なお金の使い方。初年度にしてみれば。

今の自分が考えれば、そんなに資本金って集めないでも良いんじゃないの?とも思うが、その議論は次回に回すとして、先達がそうであったように資本金を集めないといけないとした場合。

1000万だったら自分たちで出せる。しかし1億だったら出せないだろう。
株式会社は、資本金を出した株主の物なのです。
お前たち要らないよ。と言われたら、ハイそれまで。
どんなにゼルビアを愛していようと、俺たちががんばってここまで上げて来たんだと叫んだって、何の意味もない。
そういう制度なのです。

株式会社化を進めないといけない時期になって、考えることはスタッフのことです。
今まで、一所懸命がんばってくれたスタッフたちが、なんとかこの大波を乗り越え、町田にJリーグクラブが誕生したその時にもクラブの中心者として采配を振るうことができますように。彼らの努力が無駄にならないように。そう思うのです。
そしてもちろん、自分のこともです。

外部資本を入れる道を選択するならば、「ああ、お前たちに任せておけば安心だ。頼むよ」と株主に言ってもらえるようなTeamを作らないといけない。
いや、自分たちの力で自己資本を作っていくんだ!という道を選択したのならば、毎年毎年、数千万円の利益を叩きだせるような力のあるTeamを作らないといけない。
現状、我々にその力があるかと言えば、残念ながら無い。それが実情です。

であるならば、飲み込まれるだけなのか。
どうしたら、その大波を乗り越えて行けるのか。

もし、僕が、この4年間の間に、脱サラして事業を開始していたら、どうだっただろう。
もしかしたら、安定株主として、資本金を出せる状態だったかもしれない。
そうすれば、クラブを守り、スタッフを守り、意気揚々とJリーグ入りまで導けたかもしれない。
なんて、妄想を抱くわけです。

でも、現実はそうはいきません。
>何かを得る、ということは、他の何かを得る機会を失っているということ。
なのです。

ゼルビアを関東1部に上げる為に、沢山の時間を使いました。
それは、その他のことの為に使える時間を無くしてきたということです。

決して失敗したと思っているとか、後悔しているとか、そういうことではありません。
何とか、この大波を乗り越えていきたいと思った時に、ふと何とも言えない感情が込み上げてくる。

「何でそんなにまでして、君はやっているんだ?」
「君に何の得があって、やっているんだ?」

何の得もない。がんばって上に上げれば、人に盗られてしまう。
昔は、それで良いと思っていた。でも本当にそれで良いの?

いやいや、ただでは明け渡しませんよ。ということ。
スポニチのコラムでT中が言っているように、自分たちではないかもしれないけど、簡単には明け渡さない。
そういう姿勢で、今、僕たちは毎日、戦っているのです。

だから今できることは、もっと力をつけること。
もっと努力しなければならない。もっと勉強しなければならない。
誰が来ようと、この席を明け渡すことの無いように。
簡単には明け渡しませんよと。

常に自分を高めたい。と思う今日この頃。強い危機感を感じています。
体の続く限り、続かなくても、もっと努力しないと。

自分で決めた道ですから。

強いTeamを作る。その為にまず自分が成長すること。
まず今年。今年1年。1日1日を大切に。一つ一つ成果を出していく。

最後に笑うのはオレ。オレたち。
posted by TK at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 最近のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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